【中世(鎌倉時代〜室町時代)】 封建制度のしくみ、御恩と奉公
中学生からの質問(社会)
御恩と奉公のしくみがよくわかりません。
「将軍」:幕府の頂点に立つ人
「御家人(ごけにん)」:将軍と主従関係を結んだ武士
将軍と御家人の関係は、次のようになっていました。
将軍 御恩 御家人 奉公
「御恩」:将軍は、御家人の領地を認めて保護したり、功績があったときには新しい領地を与えたりしました。
「奉公」:御恩を受けた御家人は、将軍に忠誠を誓い、戦いのときには一族を率いて将軍のために戦いました。
このような、土地を仲立ちにした主従関係を「封建制度(ほうけんせいど)」といいます。