「1回15分で本当に効果ある?」
そんな疑問を持たれることは多いのではないでしょうか。
50年以上にわたり中学生に向き合ってきた進研ゼミ『中学講座』が短時間の学習設計にこだわる理由を今の中学生の学習に対するアンケート(※1)結果と一緒にご紹介させていただきます。
- 1 2020年01月20日(月)~2020年01月21日(火)、中1~中3生男女416名(各学年男女ほぼ同等比率)を対象とする学習に関するアンケートより。【調査委託先:(株)マクロミル】
- 回答の構成比は小数第2位を四捨五入しているため、合計は必ずしも100%にはなりません。
“1回”15分だから取り組みやすい
そもそも『1日15分だけで本当に効果が出るの?』と疑問に感じることがあると思います。ですが、進研ゼミの主な学習設計は「“1日”15分」ではなく「“1回”15分」です。「1日15分だけ勉強すればいいよ」ということではなく、部活や習い事が忙しい中学生に、「ちょっとしたスキマ時間でも取り入れやすいように」という思いが込められています。
アンケート結果からわかる短時間の学習設計の3つの理由
中1~中3生本人416名に学習に関するアンケートを実施しました(2020年1月)。その結果から見えてくる、短時間の学習設計が良いと考える理由をご紹介します。
理由1
集中力は長くは続かない
自宅で勉強(自習)するにあたって、気になるのは集中力です。実際、約8割近い中学生が集中力に他人より自信がないと感じています(Q1)。
勉強の際に集中力が続く時間に関する質問では、自信があるのは「0分」~「1時間未満」の回答で約9割を占め、特に演習問題や暗記などに特定すると、その時間は短くなる傾向があります(Q2)。集中力が持続する短い時間を有効活用するために、1回あたりの学習時間を短くして効率的に取り組むことが重要です。
理由2
中学生は忙しい
部活、習い事、趣味、テレビ、インターネット。中学生は勉強以外にも様々なやりたいコトがある一方で自由に使える時間は限られています。
中学生が平日に自由に使える時間が平均で2時間18分に対して(Q3)、その半分以上にあたる1時間11分(平均)を勉強(自習など)に費やしています(Q4)。これらの時間が短いと考えるかは人それぞれかと思いますが、実際に67.8%の中学生が勉強をする時間が足りないと感じています(Q5)。
一方で、継続的に勉強をしたほうがよいと感じている中学生は9割近くにのぼり(Q6)、多くの中学生が継続的な勉強の必要性を感じています。部活で忙しい、塾に通う時間はないと感じている中学生に、まずは1回15分だけならできそう、続けられそうと感じていただけることが重要です。
理由3
学習の継続
上述したように、9割近くの中学生が継続的に学習をしたほうが良いと感じている一方で(Q6)、実際には、継続的に学習をできていないと回答している中学生は半数以上の58.7%います(Q7)。では、毎日どのくらいの時間なら継続的に学習ができると感じられるのでしょうか。
アンケートによれば、継続できそうな1日あたりの時間は「0分」~「30分未満」の回答が半数以上となりました(Q8)。集中力に自信がない中学生が多いという結果とともに、学習を続けることは、中学生にとってハードルが高いことがわかります。
1回15分の短時間の設計であれば、1日あたりの勉強時間の調整がしやすいので、15分しか時間が取れないときは1回だけに集中して取り組む、1時間が取れるときは15分を4回分取り組む、といった使い方ができます。まずは少しでも勉強をしてみようと思ってもらうことが重要です。
進研ゼミ『中学講座』について
3-1 教材と学習方法の診断
進研ゼミ『中学講座』の教材は中学生のニーズに合わせて、①日々の授業対策、②つまずきをそのままにしないためのニガテ対策、③中学生それぞれの目標に合わせた定期テスト&受験対策の教材が用意されています。
教材は様々ですが、多くの教材が中学生の生活に取り入れやすいように1回あたりの学習時間は短く設計されています。部活や習い事があり体力的にも精神的にもヘトヘトな中学生でも、「今日はちょっと時間がないけど、1回15分の暗記だけなら」と思ってもらえる、そんな教材になっています。
また、進研ゼミ『中学講座』では中学生一人ひとりに合った学習方法がお選びいただけるように、学習スタイル(タブレット端末中心で学ぶか、紙教材で学ぶか)と目標レベル別のコース(定期テストの目標点数や志望校レベル別)をお選びいただけます。
3-2 受講費(塾との比較も踏まえて)
新しく校外学習を始める際にハードルになるのが、受講費かと思います。進研ゼミ『中学講座』の受講費は月あたり6,990円(税込)~となっています(2024年度『中一講座』<ハイブリッドスタイル>4月号から入会の12か月分一括払いの場合の月あたりの受講費。学年、お支払い方法によって異なりますので、ご検討の際は下記リンクより必ずご確認ください)。
校外学習として検討されることの多い塾と比較するとリーズナブルな金額になっています。通塾と通信教育の受講とではサービスとして異なる点はありますが、進研ゼミでは、リーズナブルな金額で5教科の実力診断や実技を含む9教科のテスト対策が自宅でできるうえ、入会金などの追加受講費も不要になっています。
最後に
忙しい中学生が部活や、やりたいことを一生懸命頑張りながら、希望の進路に向けて好成績をとり続けるにはどうすればよいのか。約50年以上にわたり中学生を見つめてきた進研ゼミがたどり着いた答えは、『無理なく続けられる“15分”を活用すること』でした。時代が変わっても、中学生が抱えている『部活が忙しい』『授業が進むのが速い』『塾に行く時間がない』といった課題は大きくは変わりません。そんな中学生にとって、短時間の学習設計だからこそ継続的に学習が続けられる、そんな教材を提供し続けていきます。