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中学生の受験勉強のモチベーションが下がる理由と改善策を解説

高校受験を控えたお子さまに「勉強しなさい」と伝えてもなかなか机に向かわず、心配になる保護者のかたも多いのではないでしょうか。
受験勉強へのモチベーションは、「環境」や「声のかけ方」「勉強の仕方」などの影響が大きいと考えられています。
この記事では、中学生の受験勉強のやる気が下がりやすい理由を整理し、今日から実践しやすい環境づくりや声かけの工夫、親子で意識したいポイントを紹介します。「進研ゼミ中学講座」を活用したサポート方法にもふれるので、参考にしてください。
<目次>
中学生が受験勉強のモチベーションを維持できない理由
まずは、お子さまにやる気がないように見える背景を理解することが大切です。受験勉強のモチベーションを維持できない理由を見ていきましょう。
「やり方」がわからず、不安がブレーキになっている
最近は、授業内容の高度化に加え、インターネットやSNSから多くの情報が入ることで、「どう勉強を進めればよいかわからない」と感じる中学生が少なくありません。テストの点数や友達との比較ばかりが目に入り、「がんばっても結果が出ない」と思い込んでしまうと、努力と成果が結びつかずにやる気を失いやすくなります。
この状態を「根性がない」と一括りにするのではなく、まずは学習方法や目標設定でつまずいていないか、お子さまの不安に寄り添ってあげることが大切です。
お子さまの「やる気タイプ」に合わない関わりをしている
モチベーションが維持できないのは、お子さまの性格に合わない方法で勉強を強いていたり、逆効果な声かけをしたりしていることが理由かもしれません。
「やる気」の源は、お子さまによって異なります。「志望校合格という目標で燃えるタイプ」もいれば、「知的好奇心が強いタイプ」、「褒められることで伸びるタイプ」などさまざまです。
お子さまがどのタイプに近いのかを観察し、その子に合った「前向きになれる環境」を整えてあげることが、やる気を取り戻す近道です。
やる気に火をつける環境づくりの工夫
お子さまのモチベーションを高めるためには、本人の気持ちだけでなく、自然と勉強に向かいやすい環境を整えることも重要です。
なお、下記のような物理的な環境を整えたうえで、「困ったときはいつでも相談してよい」と伝え、安心して話せる雰囲気もつくってあげてください。
<受験勉強でやる気に火をつける環境づくり>
- 誘惑のない場所で勉強する
- 服装や室温など身体の状態から整える
- 耳からの情報と上手に付き合う
誘惑のない場所で勉強する
自室で勉強すると、スマートフォンやゲーム、マンガなどが目に入りやすく、「少しだけ」のつもりが長時間の寄り道になることがあります。その場合は、あえてリビング学習に切り替え、「家族の目がある場所で勉強する」スタイルを試してみるのも1つの方法です。
机の上には教科書やノート、必要な文房具だけを置き、視界に入る情報を減らすと、集中しやすくなります。スマートフォンは一定時間、別の部屋に置くなど、物理的に距離を取る工夫も有効です。
服装や室温など身体の状態から整える
家庭学習をする際にパジャマのままでは、どうしても「休みモード」から抜け出しにくくなります。軽く外出できる程度の服装に着替えるだけでも、「これから勉強する」という気持ちの切り替えにつながります。
また、室温が高すぎたり低すぎたりすることも、集中力が保ちにくくなる原因です。長時間座っていても負担になりにくい温度や照明に整えてあげるとよいでしょう。眠気が強いときには、短時間の仮眠やストレッチを取り入れ、無理に机に向かわせないことも大切です。
耳からの情報と上手に付き合う
音楽は、使い方次第でやる気を高めるスイッチにも、集中をそぐ要因にもなります。学習前に好きな曲を一曲だけ聴いてから勉強を始める、集中したい時間は歌詞のないBGMに切り替えるなど、目的に応じて使い分けましょう。
「進研ゼミ中学講座」は、自分のペースで進めやすい教材構成のため、お子さまが集中できるリズムを作りやすいのが特長です。タブレットタイプならリビングでも個室でも取り組みやすく、生活スタイルに合わせて受験勉強を続けられます。
勉強のモチベーションを持続させる適切な勉強法
一時的にやる気が高まっても、それが続かなければ成果にはつながりにくくなります。ここでは、お子さまのモチベーションを持続させるための適切な勉強法を紹介します。
<勉強のモチベーションを持続させる適切な勉強法>
- メタ認知を育てる学習習慣を心がける
- 具体的な行動を一緒に決める声かけをする
- 偉人の言葉の力を味方につける
- 即効テクニックを取り入れる
メタ認知を育てる学習習慣を心がける
勉強のモチベーションを保つためには、「メタ認知」が重要です。本来、メタ認知とは、自分の考えや行動を客観視することです。学習においては、単に問題を解くだけでなく、「どこができていて、どこに課題があるか」を自分で考えられる力を指します。この力が育つと、「やらされている勉強」から「自分でコントロールする勉強」へと意識が変わり、やる気も安定しやすくなります。
具体的には、「今日やることを自分で決める」「勉強後に、できるようになったことを1つ挙げる」といった簡単な振り返りから始めさせてみてください。「進研ゼミ中学講座」のように、その日に取り組むべき内容がわかりやすく提示される教材を使うと、「何から手をつければいいか分からない」という戸惑いを減らしやすくなります。
具体的な行動を一緒に決める声かけをする
保護者のかたが「勉強しなさい」と繰り返すだけでは、お子さまは責められているように感じてしまうかもしれません。代わりに、「今日はどの教科からやる?」「ここまで進んだら休憩にしようか」と、具体的な行動を一緒に決める声かけに変えてみましょう。
また、「前回より机に向かう時間が早くなったね」「苦手な教科にもチャレンジできたね」といったプロセスをほめる言葉は、お子さまの自信を支える力になります。結果だけでなく、がんばりのプロセスを認める姿勢を大切にしてください。
偉人の言葉の力を味方につける
偉人やスポーツ選手の言葉は、受験勉強の意味を考え直すきっかけになることがあります。ただし、「この言葉のとおりにがんばりなさい」と押しつけるのではなく、「この言葉を読んでどう思う?」と問いかけ、対話の糸口にすることがポイントです。
親子で一緒に言葉の意味を考える時間をもてば、お子さま自身の「勉強に向き合う理由」が少しずつ育っていくでしょう。
即効テクニックを取り入れる
「やる気が出てから勉強しよう」と思っていても、なかなか行動に移せないことは少なくありません。そんなときは、気持ちを待つのではなく、「行動からやる気を引き出す」工夫を取り入れることが効果的です。ここでは、中学生でもすぐに実践できるモチベーションアップの方法を紹介します。
<今すぐできるモチベーションアップ法>
- 5分だけやる
- 25分集中する
- ご褒美を設定する
5分だけやる
「5分だけ」とハードルを下げることで勉強に取りかかりやすくなり、結果的に勉強時間を伸ばしやすくなります。人は作業を始めると脳が活性化し、そのまま集中しやすくなる「作業興奮」という性質があるからです。
25分集中する
25分集中して5分休憩するサイクル(ポモドーロ・テクニック)は、集中力を維持しやすいとされています。「あと25分だけ」と区切ることで負担感が軽くなり、勉強への抵抗感を減らすことができます。
ご褒美を設定する
ご褒美設定も、モチベーションアップに役立ちます。「この単元が終わったら好きなおやつを食べる」「1時間頑張ったら動画を1本見る」など、小さな楽しみを用意すると、勉強への前向きな気持ちを引き出しやすくなるでしょう。
これらの方法は、やる気が出ないときの“きっかけづくり”として有効です。お子さまの様子に合わせて無理のない範囲で取り入れ、「できた」という成功体験を積み重ねていきましょう。
中学生の発達段階に合わせたモチベーション向上策
子どもから大人へと心身が大きく変化する中学生の特徴を理解することも、保護者のかたにとっては大切です。
将来と今の勉強を結びつける
「なぜ今勉強するのか」が本人の中でつながると、受験勉強にも前向きに取り組みやすくなります。「勉強と将来がどうつながるのか」がわからず、今やっていることの意味を見失ってしまうお子さまも少なくないからです。
中学生の時期は、「将来どんな仕事をしたいか」「高校でどんな生活を送りたいか」といったイメージが少しずつ具体的になってくるタイミングでもあります。保護者のかたは、「この高校ではこういうことが学べる」「この仕事を目指すなら、この教科が土台になる」といった情報を、押しつけにならない範囲で共有してあげてください。
ライバルの存在を前向きな力に変える
ライバルの存在を刺激にしつつ、最終的には「過去の自分」との比較に目を向けさせることが、モチベーション維持の秘訣です。
思春期の中学生にとって、友達との関係は大きな意味をもちます。「あの子に負けたくない」「一緒に志望校に合格したい」といった気持ちは、うまく向き合えば強い原動力になります。
一方で、成績や順位だけで比較し続けると、プレッシャーになることもあります。保護者のかたは、「前回の自分よりどこが伸びたか」という視点も忘れずに伝え、「自分なりの成長」に目を向けさせる声かけを意識するのがおすすめです。
学習に向き合えるようサポートし、モチベーションを上げていこう
お子さまのやる気は、「環境」「勉強の仕方」「周囲からの関わり方」の3つを整えると、大きく変わる可能性があります。まずは、お子さまのタイプやつまずきやすいポイントを理解し、無理なく変えられる部分から少しずつ見直していくことが大切です。また、「困ったときはいつでも親に相談してよい」と伝え、安心して話せる雰囲気を家庭内につくることもポイントです。
「何をどう勉強すればよいか」が理解できると、自分から机に向かいやすくなり、モチベーションも安定しやすくなります。「進研ゼミ中学講座」は、その日に取り組むべき内容がわかりやすく示され、つまずきやすいポイントを押さえた教材で進められるため、「何から始めればよいか分からない」という不安の軽減に役立ちます。
ご家庭での環境づくりと、こうした学習ツールを組み合わせながら、お子さまが前向きに受験勉強に向き合えるよう、長い目でサポートしていきましょう。





























